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2016/03/30

あれから・・・・

2003年4月6日 私は、地元の友達と近くの公園で夕方からお花見をしていました。

すると、妹と母から別々に電話が入り、
「大ちゃんが鈴鹿でレース中に転倒して重体だって、ニュース報道しているよ!」

「え?・・・・」

私の事を人生で初めて、「先生」と呼んでくれた大ちゃんは、
それから約2週間後の4月20日、26歳で亡くなってしまいました。

大ちゃんとの出会いは、私が大学2年生で、大ちゃんが中学1年生の冬でした。
ボーイスカウトの指導者をしているということで、
大学の先輩から小学生と中学生の家庭教師をしてみないかと誘われ、
「最初に紹介したい子はオートバイが好きな男の子で、君は車が好きだから話が合うのではないか?」
の一言からでした。

会って話をすると、バイク好きどころではなく、
すでに125ccのバイクに乗って、オートバイのレースに参戦していて
「モト・チャンプ」というバイク専門誌の125ccクラスの年間チャンピオンでした。

それから1年半ほど、大ちゃんと週2回一緒に勉強をしたり、オートバイの話をしたり、
私の家(実家)にも、たまには違う場所で勉強しようと、2~3回来てくれました。
なので母も妹も大ちゃんの事は良く知っているのです。

先日、実家に置いてあった私の荷物を整理してほしいと言われ、実家の荷物を整理すると、
当時大ちゃんから「先生にあげるよ」と貰った、
レースで優勝した賞品「チャンピオンのジャケット」と「横浜タイヤの帽子」が出てきました。

あれから13年・・・

ロードレース世界選手権MotoGPレーサー加藤大治郎君、

今も、中学生のままの、サラサラヘアーで、キラキラした可愛い笑顔の大ちゃんが、
私の心に焼き付いています。.

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