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2016/02/29

そうだった!!

先日、よみうりランドの「ジュエルミネーション」を、家族で見に行ってきました。

我が家は現在、小学2年生、幼稚園年長、3歳児、の男3人兄弟、毎日が大騒ぎ!
そして、妻はTVで放映されている、松岡修造さんが出演している『ファブリーズのCM』を見るたびに、
「あ~あの旦那と子供が男3人のムサ苦しい家族、我が家の将来の姿なんだわ~~~」
と背筋に悪寒を走らせているご様子・・・
その姿を横目に
「アハハハ~このCM割と好きなんだけどね~」
と何のフォローにもなっていない訳の分からんことを言うしかない私・・・

そんなある日、私の目に留まったのが
『400万球の宝石イルミがキラめく遊園地』のコピー!
おおお~!!!と心動かされ

「これだーーー!
今の我が家を色で例えるなら青色かグンジョ色(?)
この場所には華がある。潤いがあるかもしれない!?
我が家にピッタリだー!」

早速、妻に子供たちの予定調整をしてもらうと、
どこかに行く事を聞きつけた子供達は
「どこに行くんだ?どこに行くんだ?」と煩いので、
子供達の中で流行っている『銀河鉄道999』に引っ掛けて
「銀河を見せてあげる」(この辺が男兄弟なんですよ、色合いが無いですわ)に
「やったー!やったー!」の大合唱!

当日は出発時間から考えても夕食を摂る時間がないので、
妻が作ったおにぎりのお弁当とお茶の入った水筒を持って、いざ!
銀河の大海原に向けて『宇宙海賊戦艦アルカディア号』ならぬ『トヨタのアルファード』で出発!!!
(さしずめ私がキャプテンハーロックか!?)

行きに渋滞にはまり到着したのが、閉園1時間前くらいになりましたが、
入場するとそこは『400万球の宝石イルミがキラめく遊園地』のコピー通りでした。
子供たちは大喜び!園内は男女のカップルと家族連れがほとんどでした。

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早速、観覧車に乗ることとなり、妻と二男と三男、私と長男に分かれて乗車
だんだん自分のゴンドラが上がっていき、ちょうど全体の4分の1くらいの高さのところにいくと
周りの夜景と眼下に広がるイルミネーションの「銀河の大海原が・・・・・・・」と思うと同時に
「コツン」とゴンドラに軽い振動が・・・・その瞬間

「そうだった!!!」

私は高所恐怖症だったことをすっかり忘れていて、
思い出した瞬間に手に冷汗、景色どころの話ではなくなり目は開けられなくなってしまった、、、、、
微動だに動けなくなったキャプテンハーロックを前に、
長男が
「お父さん綺麗だねー、あっジェットコースターも光ってるー!」と大はしゃぎ!
「ノリ君~頼むからあまり動かず、揺らさないでね」と何とか言葉を絞り出し、
地獄の残り4分の3を過ごさなければならず。
「う~!何とか景色だけでも写真に収めなければ・・・・」
と、バックの中のカメラをゴソゴソ手探りで探し、
「ノリ君、そろそろテッペンかな~?」「え?もうちょっとだよ!」
と長男も何でそんなことを聞くのか不思議そうに返事をしてくれて、
そんなやり取りをしながら、何とか必死で撮影成功!?

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無事に地上に降り立つことができ、妻たちと合流
子供達がお腹がすいたと騒ぎだしたので園内のテーブル席にてお弁当!
食べながら、私が高所恐怖症のことを知っている妻が
「大丈夫だった?よく乗ったね~」と・・・・
「いや~すっかり忘れていて地獄の時間だったよ~あははは~」と何でも無いように装うつもりが
あまりの怖さに本音が出てしまい笑いで誤魔化すしかありませんでした、、、、、

閉園のアナウンスが流れてきたので、退場ゲートに向かう途中、振り向けば、
私に冷汗という潤いを与えてくれた、小高い丘にそびえ立つイルミネーションに飾られた観覧車、
私の心に敗北感が吹き荒れる中、キャプテンハーロックの名ゼリフ
「~男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある
負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある~」を言い聞かせ
明日に向かって、よみうりランドを後にするのでした、、、

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